人間は動物なので、他の動物にも血液型が存在することは理解ができるだろう。しかし、植物にも血液型があると知っているだろうか。
植物の場合、約１割においてＡＢＯ式の血液型に類似する物質を持つことがわかっており、大半はＯ型に分類される。その中には、草花だけではなく、ダイコンやゴボウといった、普段食材として使う植物も含まれている。次いでＡＢ型が多く、Ａ型とＢ型はあまり存在していない。
ただし、植物の血液型の場合、なぜ一部の種類だけにあって、そして肝心のなぜ血液型が存在するのかということもわかっていないらしい。それでも例えばＯ型定食などというメニューに結び付けられると考えれば、利用価値は高そうである。
