国民一人あたりのGDPが高い国はどこ?

Vol. 343
 国民一人あたりのGDPが高い国はどこ?

GDP(国内総生産)とは、要するに国としてどのくらい生み出したかということなので、人口が多いほど多くなる傾向にあるのは間違いない。ただし、GDPをそのまま指標にしてしまうと、人口差を吸収できないため、一人当たりのGDPという指標も良く使われる。

日本という国は、GDPでみると間違いなく世界の5本指に入るトップクラスの経済立国ではあるが、意外にも一人当たりのGDPは国民が考えているほど高くない。「考えているほど」というのは、日本人は手先が器用で技術に優れ、付加価値の高いものを生み出しているという自負を持っているという意味である。

世界の国で一人当たりのGDPが高い国は、統計によって違うが、IMF加盟国ならルクセンブルク、カタール、ノルウェー、スイスといった国が上位だ。特にルクセンブルクは非常に豊かな国として知られている。カタールは、誰もが知っての通り石油産国であることが大きい。

一方、IMF非加盟国まで加えると、モナコ、リヒテンシュタインといった国が上位にくる。これはタックスヘイブン(税が極めて低いか免除している)が理由で、億万長者が居住したり、ペーパーカンパニーが乱立しているためである。