ニュートンは予言している〜人類最後の日は2060年

Vol. 410
 ニュートンは予言している〜人類最後の日は2060年

リンゴの落下から万有引力を発見したという逸話で有名なニュートンだが、世界の終わりを予言していたことは万有引力の影に隠れ知られていない。聖書の研究をしていたニュートンは、ダニエル書(旧約聖書)とヨハネの黙示録(新約聖書の最後にある書)について書いており、その文書はイスラエルに保管されている。

それによると、少なくとも2060年までは世界は滅びないと予測されている。その根拠はともかく、あのニュートンが一時期日本でも(特に20世紀の終わり頃)話題となった、世界の終わりを予測していたとは驚きだ。

ただしニュートンは、いいかげんな予言が神聖な予言を汚す結果となることを憂いており、同時に人々の関心を集めることが目的であるかのような予言に嫌悪感を示していたそうである。それを考えると、これまで外れ続けた数々の預言者による予言は、ニュートンの警鐘を無視していたかといえばそうでもないだろう。予言とは断定ではなく、あくまでも予言であることが、予言たるゆえんなのだ。