キリンの血圧は上が260、下が160という超高血圧

Vol. 427
 キリンの血圧は上が260、下が160という超高血圧

動物の中で最も血圧が高いのはサバンナに住むキリンで、その血圧は人間なら間違いなく病院で診察を受ける、上(収縮期圧)が260、下(拡張期圧)が160という高さである。人間なら上が160でも危ないといわれるくらいで、キリンは下が160という驚くべき高さだ。

キリンの血圧が高いのは、想像の通り首が長いことが原因で、脳が活動するために必要な血流を、2mも下の位置にある心臓から送るには、高い血圧が不可欠なのである。人間並みの血圧だったら、キリンは簡単に脳貧血で倒れてしまうのだろう。