髪の毛が薄い、薄毛率ナンバーワンの国はチェコ

Vol. 457
 髪の毛が薄い、薄毛率ナンバーワンの国はチェコ

かつらで有名なメーカーが、世界の薄毛率を調べた結果がある。それによると、世界で最も薄毛率が高いのはチェコで、スペイン、ドイツと続く。共通しているのはヨーロッパというだけではない。確かにヨーロッパ地域がトップを占めているのは、長年の遺伝性も考えられるが、3国それなりの理由があると考えられている。

チェコとドイツは肥満の国として世界ランカーだ。肥満の理由は食生活以外には考えられず、チェコは肉食で濃い味付けが、ドイツは有名なビール大国である。スペインはそもそも食事が多く1日5食といわれるが、これには間食を含めるので、日本でいうところの10時と3時のおやつという習慣と大差はない。

さて、以前から髪の毛は食生活の影響が大きいとされていたが、こうしてみると確かに食生活は影響しているように感じる。とはいえ、今さら塩分糖質カロリー控えめな食生活をしろといっても、慣れ切った現代人には難しいだろう。そして致命的なのが、食生活による体質改善は即効性がない。抜け始めてから食生活を考えるようでは…というのはやめておこう。