小さい子供服の値段があんなに高い理由

Vol. 477
 小さい子供服の値段があんなに高い理由

ベビー服は、大人の服の半分も生地を使っていないのに、そこそこの値段がするし、子ども服もブランドではなくても大人服顔負けの値段で、ついつい自分の着ている服と値段を比べてしまうくらいだ。一体なぜ?と疑問に思うのも無理はない。

子ども服の場合、そもそも生産量を多くできないため、どうしても1つの服に対してのコストが大きくなってしまう。同じデザインでも10cm刻みで異なるサイズを用意しなければならず、少ない量を数多く揃えるのは、メーカーが頭を抱える点だ。

更にベビー服には、子ども服や大人服よりも厳しいホルムアルデヒド規制があり、これは赤ちゃんが服をなめることが想定されるからである。規制を通過するためには検査が必要で、その検査料も価格に反映されている。