隕石はどこから飛んでくるのだろうか

Vol. 481
 隕石はどこから飛んでくるのだろうか

身近なものではないが、地球には無数のいん石が降り注いでおり、そのほとんどが落下の途中で燃え尽きてしまうため、ほとんど被害を受けることは少ない。だが、太古には地球に巨大ないん石が落ちてきたと想定されており、それが原因で恐竜が絶滅したという説がある。

いん石ではピンと来なくても、夜空を流れる流れ星なら、見たことがある人は多いだろう。まさにいん石が燃え尽きる瞬間を見ることができ、流れ星がそのまま落ちてきたとしたら恐怖を感じてしまう。

いん石の多くは、火星と木星の間にある小惑星帯と呼ばれるところから、何らかの形で地球の重力が及ぶ圏内に入ってきたと考えられている。