マヨネーズを作るときに余った白身や殻は捨てていない

Vol. 557
 マヨネーズを作るときに余った白身や殻は捨てていない

マヨネーズを作るときは黄身だけが利用される。余った白身はどうするのだろうか。それ以前に、卵の殻だって大量に発生し、ゴミとして処分するにもお金が掛かってしまうので、マヨネーズメーカーにとってこの点はテーマである。

量が家庭で自家製のマヨネーズを作るときの比ではないので、白身は他の分野で使われている。白身が必要な業種で代表的なのは、ケーキなどの洋菓子である。ケーキのフワフワ感を出すには泡立てた白身であるメレンゲが必須で、逆に黄身は必要ない。また、かまぼこにも白身は使われるので、水産加工の分野でも利用される。

卵の殻はカルシウムを含むので健康食品になったり、その他カルシウム用途で利用される。全てにおいて無駄のない利用方法が考えられており、卵の利用価値は高いことを示している。