ベルギーの首都ブリュッセルに存在する小便小僧は、一説によればモデルになった少年がいたとされる。小便小僧は愛称でジュリアンと呼ばれるが、実在したジュリアンは、城壁を爆破させるための導火線を小便で消したそうだ。ジュリアンの意図がそうであったかどうかはともかく、結果的に街を救った形になったことが像の由来になったという説だ。
小便小僧は、世界遺産に登録されているグラン=プラスという、ブリュッセルの中心であり観光地でもある広場の近くにあり、小便小僧のある一帯は、色々なお店に溢れている。お土産屋も当然あり、いろいろな物が小便小僧をモチーフにしていて、つい欲しくなってしまうかもしれない。