ハイオクとレギュラーの違い

Vol. 598
 ハイオクとレギュラーの違い

ガソリンにレギュラーとハイオクがあるのは、車を運転する人なら給油のたびに意識するので知っているだろう。レギュラーは説明不要でも、ハイオクについては意味を知っていて損はない。

ハイオクのハイとは直感通り高いという意味で、オクはオクタン価を表す。このオクタン価というのが理解に難しく、一般には耐ノッキング性能を示す指標である。耐ノッキング性能が高いハイオクは、ノッキングが起こりにくいガソリンということだ。

ではノッキングとは何かというと、これまた説明は難しいが、わかりやすくすると、エンジンが意図している燃焼と異なる燃焼が起こってしまい、エンジンにダメージを与える現象である。要するに、起きなくても良い異常燃焼が起こりにくいガソリンをハイオクと呼ぶと思って間違いない。