打ち上げ花火の値段は一発いくら？

夏の風物詩でもある打ち上げ花火の値段を知ったら、意外と安いことに驚く人は多い。１２０ｍの高さまで上がる３号玉なら１発数千円である。大きさによって値段が上がっていき、３００ｍまで上がる１０号玉（１尺玉）で５万円から１０万円程度になる。それ以上になると、価格の上昇率も上がり、２０号玉（２尺玉）になると０が１つ増えるほど高くなる。

大きい玉は無理でも、小さな玉はなんとか個人でも用意できるかというと、あくまでも原価というだけの話で、実際には自分で打ち上げることができない。そのため、打ち上げてもらうと小さなものでも１発で数万円は掛かるようだ。打ち上げに手間が掛かるとしても、花火大会のようにたくさんの花火を打ち上げれば、１発の打ち上げに掛かる費用は相対的に下がる。

しかし、仮に１発に平均１万円掛かるとして、大きな花火大会ともなれば、１万発というのは珍しくはない。そうなると単純計算でも億のお金が夏の夜空にはじけ消えていくという、現実的に考えたくない数字になっている。