地球の水の97%は海水で、淡水は3%程度しかない

Vol. 673
 地球の水の97%は海水で、淡水は3%程度しかない

地球上には、約14億キロ立方メートルの水が存在するという試算がある。地球に引力があることは、これらの水を地表面から放さないので、水の星と呼ばれる地球は安泰のように思える。しかし、飲料水として使える淡水が非常に少ないということは想像に難しくはない。

淡水は雨か地下水に頼るしかなく、1万メートルもの深さを持つ海と比べるような対象でもないが、地球の水のおよそ97%は海水で、淡水は僅かに3%程度しかないのである。それでも14億キロ立方メートルあるのだから…と考えるだろうか。淡水の7割は氷であると知ったらそうも言っていられないだろう。いわゆる水として存在する水は、0.8%くらいしかないのだ