日本酒と焼酎はどっちが二日酔いになりやすい?

Vol. 675
 日本酒と焼酎はどっちが二日酔いになりやすい?

一般に日本酒は二日酔いしやすく、焼酎は二日酔いしづらいといわれている。しやすい・しづらいという主観的な要素での判断は難しく、常に定量のアルコールを摂取することなどないので、ますます判断は難しい。まさに二日酔いをするほど飲むと、大抵はどのくらい飲んだかなど覚えていないからだ。

ただし、科学的な要素で捉えた場合、蒸留酒である焼酎は、醸造酒である日本酒よりも二日酔いしにくい=アルコールの分解が進みやすいと考えられており、アルコール以外の不純物を含むかどうかは、二日酔いに影響を与えるというのがもっぱらの説である。

しかし、二日酔いは累積した分解されないアルコール量で起こるもので、いくら飲んでも二日酔いしないお酒など存在しないのである。