ふかわりょうと原哲夫はいとこ

Vol. 684
 ふかわりょうと原哲夫はいとこ

原哲夫の代表作は「北斗の拳」で異論がある人は少ないだろう。週刊少年ジャンプの連載からテレビアニメまで空前の大ヒット作品となり、一時はブームも去るが、パチンコ・パチスロ業界でキャラクター採用されてから再ブームが起こって、幅広い年齢層に人気がある。一方のふかわりょうは、いぶし銀というのか、名脇役というのか、ふかわりょう一人で笑いを取るというよりも、他がいて初めて生かされる芸風で、芸人として賛否両論の存在だ。

見た目も原哲夫は漫画そのまま、ふかわりょうはテレビで見たことのある人には知っての通りである。そんな二人が実のいとこだというのだから世の中は面白く、ジャンルが違うこともあるが、原哲夫の描く世界観にふかわりょうは最も存在しないであろうキャラである。人は競走馬のように血統で判断するものではないとはいえ、近い先祖に同じ人物がいるとは不思議なものだ。

ふかわりょうは以前からROCKETMANとして音楽活動を行っており、ベストアルバムを出す際に、原哲夫が裏ジャケットを担当している。その際、ふかわは一生に一度のお願いとして依頼したそうである。