Vol. 732
飛行機事故での生存率は座席の位置で変わってくる?
その可能性は非常に低いとはいえ、万が一遭遇してしまったら絶望的な状況になるのが飛行機事故だ。それを知っているため、飛行機に乗ると祈る人もいれば、少しの揺れで体に異常をきたすほど精神的なストレスを受けてしまう人もいる。
もし事故にあっても、何とか生存率の高い方法を選びたいのは誰でも一緒。その方法は果たして存在するのだろうか。1つの指標として考えられているのが、座席の位置と値段だ。2大航空機メーカーのエアバス社とボーイング社は、この点について言及していない。それもそのはずで、座席によってリスクが違うとなれば大問題に発展することを避けられない。
ある統計によると、翼の位置と座席の位置には事故の生存率に違いがみられ、翼の前にある座席は、翼の後ろにある座席よりも生存率が低いというデータが示された。翼の前にある座席というと、大抵の場合にはファーストクラスやビジネスクラスになる。高いお金を支払って生存率が低いのは勘弁してほしいが、それ以前に墜ちないことを祈るしかない。