Vol. 886
いたずら心で空に浮かぶ雲(積雲)を消してみよう
雲の中でも発生から消失までが短い雲に積雲という種類がある。積雲は晴れた日に多く、地表が太陽の熱で暖められると同時に気温も高くなり、暖められた空気は上昇気流へと変わる。上昇した空気は冷やされ水分が雲に変わっていくので、積雲は日が傾いて夕方になって上昇気流が起こらなくなると発生しなくなるという仕組みである。
流れゆく雲をじっと見ていると、全ての雲が風下から風上へ動いていくのではなく、小さな雲は発達せずに温度変化によって消えてしまう事もあるだろう。そこで念力の登場だ。うまくタイミングが合えば、子供は驚くかもしれないし、信じやすい人なら大人でも騙されるかもしれない。