Vol. 885
アメリカが今までにオリンピックで獲得した金メダルの総数は2500個以上
近代オリンピックは、1896年に第1回がはじまり、2014年には冬季オリンピックとしてのソチ大会までに、夏季大会が27回、冬季大会が22回の計49回開かれている。アメリカはその中で48回(モスクワオリンピック以外)参加し、17,000強の総メダル数のうち、実に2,680個という驚異的なメダル数を誇り、その割合は15%にも達する。
1大会あたりでは約55個で、そのうち金メダルは平均で20個を超える。ここまで来ると、金メダル1つで大騒ぎの日本とは少し違う扱いなのかもしれない。個数ではアメリカに負けるが、獲得率では上を行くのがソビエト連邦時代のロシアで、アメリカを凌ぐ平均66個にもなっている。この数字は、ソビエト連邦時代を知っている年代には納得ができる数字であるくらい、ソビエト連邦はスポーツが強かったのである。