強さが生き抜くための生命力だと考えた時、女性が優位である面白いデータがある。離婚した男性は、離婚していない男性よりも１０年も寿命が短いというのだから、いかに男性が脆いか示す特徴的なデータだ。
現在、７０歳くらいの男性であれば、家事は女性がするものという概念がある時代であり、女性が専業主婦である比率が高い。離婚をした後の生活になると、１人では食事も満足にできない男性が多いこと、また、精神的にショックを受けた時の立ち直りが男性は遅いことなどの理由が考えられ、健康な食生活と精神の安定が寿命に与える影響は意外なほど大きいのかもしれない。
女性は経済的に依存し、男性は精神的に依存するのであろうか。そんなはずはないと否定したくても、悲しいようだが現実としてデータに表れてしまっているのだ。
