Vol. 118
サハラ砂漠より大きい、南極の砂漠
学校で習う有名な砂漠に、サハラ砂漠という巨大な砂漠があって、その大きさは1,000平方キロと、アフリカ大陸の3分の1にもなる。だがそれ以上に大きな砂漠が極地にはあり、灼熱のイメージしかない砂漠とは気候的にかけ離れていても、降水量が極端に少ないという点では砂漠である。日本でも冬に乾燥するように、極地では非常に乾燥した気候になるためだ。
氷をイメージする南極とはいえ、その氷が溶けないので水分にならない。南極の砂漠は1,400万平方キロにも及ぶといわれているのである。