ローソクの原材料は何?

Vol. 126
 ローソクの原材料は何?

ろうそくの需要減に反して、アロマキャンドルとしてのろうそくの需要は増えている。ろうそくというのは、早い話が油を固めて芯を付けることで、芯に吸い上げられた油分を燃やす道具だ。その油(つまりロウ)の部分に香りを付ければ、アロマキャンドルになる。

普通の用途で一般に売られているろうそくは、石油パラフィンを原料としている。これは日本古来の手作りされる植物性の和ろうそくとは違って、大量生産が可能になるためだ。石油パラフィンを手に入れなくても、前述の通りろうそくは固めた油と芯があれば成り立つので、廃油等でも自作が可能である。

ろうそくを自作するために油を固めるには、これも普通に売られている凝固剤を用いると良い。色を付けるならクレヨンを溶かして混ぜ、香りを付けるなら各種オイルを混ぜるだけだ。