ヤッホーの語源は何?

Vol. 142
 ヤッホーの語源は何?

ヤッホーの語源には諸説あって、決定的なものがなく、どれもそれらしいが万人が納得する理由がないのと同じである。

1つ目は、ドイツ語の「Johoo(ヨッホー、ヨッポー)」から、もしくはヨーデルの「イヨッホホホー」という掛け声から来ているという説で、とても似ているため有力なのだが、単に誰かが言い出したのを、そうであるかのように多くの人で広められただけの可能性を秘めている。

2つ目はヤハウェ(旧約聖書の神)から来たという説で、ヤハウェという響きがヤッホーに変わるまでの経緯が定かではない。

3つ目はエッコーから来ているという説で、エッコーとはエーコーを表し、これは木霊(こだま)を意味する。山で声が返ってくる山彦は木霊のせいだといういわれがあり、そして山彦の英語訳はエコーでこれは反響音(エコーバック)という意味だ。エッコー、木霊、山彦、エコーと繋がりはあっても、これを日本で使うなら、山に向かって山彦と叫んでいるので妙なことになる。