多くの場合、老化は20代から30代頃に始まるとされるのが一般的ではあるが、生殖年齢に達する頃には始まっていると考えられている。なぜなら青年期であっても、既に赤ん坊のような肌であることはなく、生活習慣で目を酷使していなくても、幼少期よりも視力は低下することもある。ただし、明らかに老化を感じ始めるのは40代以降であることが多く、それで人は「歳をとった」と感じるのである。
老化は病気ではなく、誰でも訪れる現象であるとはいえ、心理的な要素も含め対抗したくなるのが人間だ。特に女性は美容上、幅広い年齢で老化に対して過敏ではあるが、なぜかある時期を過ぎるとそれまでと正反対になり、美容に関心が薄くなりがちな人が目立つのは、男性とは顕著に違う傾向である。