Vol. 161
中国語は8億人、英語は5億人の人口がいる
日本人の多くは、義務教育によって英語の学習をしても、かなり大多数の人は言語としての英語は身につかないで教育課程を終えてしまう。これは、残念ながら学校教育の限界であるともいえるが、日本においては、日本語以外を使用する機会が少なく、生活に不自由しないのも1つの要因になっている。
世界には数千もの言語があって、それでも世界中のほとんどの人が限られた種類の言語で生活している。人口比が多い代表的な言語は、中国語(北京語)で8億人以上と突出しているが、人口が多い中国なら当然で、英語も5億人は使用者がいると考えられている。人口が多いインドのヒンディー語、多くの植民地を持っていた関係で南米ではスペイン語も広く使われている。
ほんの数十の言語だけで、全世界のほとんどの人口をカバーしてしまい、マイナー言語は常に消えゆく運命を避けられない。