B級グルメとB級ご当地グルメって違うの?

Vol. 167
 B級グルメとB級ご当地グルメって違うの?

B級グルメとは、簡単にいえば安くておいしい庶民的な食べ物を表す。高いお金を払って一流レストランに行けば、おいしい料理を食べられるのは当然で、そうではなく安いお金で、相対的な価値が高い(つまり旨い)料理であることから、B級グルメとしての呼称が広がった。

しかし、ここに「ご当地」という名称が付くと、地域性を含んだB級グルメということで、隠していたわけではなく単に知名度が低く地域性の強いB級グルメを表す。B級ご当地グルメが広がった要因として最も大きいのは、B1グランプリの開催である。

B1グランプリは、本来は町おこしのための活動として、B級ご当地グルメで各地の活動団体が競うというコンセプトであった。そのため、次々と知られていないB級ご当地グルメが、B1グランプリによって全国区になっていく。その結果観光客の誘致に結び付き、町おこしとしての目的も合致する結果を残した。

ところが、B1グランプリの入賞で経済効果が明らかになってから、B級ご当地グルメは、地元で愛されてきた料理ではなく、B1グランプリのために作られた料理になることもある。これは批判の対象にもなっているが、目的が町おこしであるため仕方がないのかもしれない。