夜空の星の色がそれぞれ違うのはなぜ?

Vol. 183
 夜空の星の色がそれぞれ違うのはなぜ?

星空をじっと見ていると、星の色がそれぞれ異なっているのがわかるはずだ。赤い星や青い星、黄色い星も見られ、この違いは星の温度の差になっている。

地球のエネルギーの源である太陽は昼間に見える星なので、夜空で見上げる星と比較すると、普段は星だという意識はしていないのかもしれない。しかし太陽であっても、他の光っている星と同じように、恒星と呼ばれる星の一種である。

太陽が黄色く見えるのは、これは太陽が星の中では比較的低温の部類に入ることに起因している。大体6,000℃くらいでは白みがかった黄色に見える。同じように夜空の星も黄色い星はそのくらいの温度だということである。温度が高くなると、次第に色は白が強くなり、更に温度が上がっていくと青くなっていく。