缶詰みかんの薄皮の剥き方〜家でもできる剥き方を紹介

Vol. 189
 缶詰みかんの薄皮の剥き方〜家でもできる剥き方を紹介

みかんの半透明な薄皮を剥いて食べるかどうかは人それぞれで、白い繊維だけ取り除く人もいれば、何も取らず薄皮ごと食べる人、薄皮も全て剥いて(もしくは口の中で中身だけ食べて吐き出して)食べる人もいる。その多様な食べかたと関係しないのが、薄皮を剥かれたみかんの缶詰である。

みかんの缶詰には大量に皮なしみかんが入っているので、とても人の手を使って行うとは到底思えない。実際のところは薬品を使って薄皮を溶かし、中身をよく洗浄してシロップ入りの缶詰にしている。使われている薬品は基本的に酸とアルカリで、薄皮を溶かしてから中和するために性質の違う2つの薬品を使用するので残留はない。

ちなみに、家庭でも湯の中に重曹を入れて薄皮の付いたみかんを数分漬けることで、缶詰ほどのクオリティは望めないが、簡単に薄皮なしのみかんを作ることができる。