瓶入りの錠剤のビニールの詰め物の意味

Vol. 196
 瓶入りの錠剤のビニールの詰め物の意味

風邪薬はドラッグストアで簡単に手に入り、1,000円も出せば小瓶に入った錠剤を手に入れられるので、1度買えば何回かの風邪に対処することができるようになった。

ところで、小瓶に入った錠剤を開けると、必ず中に詰め物がしてある。多くの場合はビニール(実際はビニールではなくポリエチレン等)などで、くしゃくしゃになって単に入れてあるだけだ。詰め物を取り出して必要な数だけ薬を取り出し服用する。

問題はその後で、取り出した詰め物をまた小瓶に戻してしまう人が意外と多い。この詰め物は、単に輸送時の錠剤の破損を防ぐ役割しかないので全く無意味だ。それだけではなく、手に触れたりして雑菌がついた詰め物を、薬側に戻してしまうことで1つも良いことがない。詰め物は取り出したら捨ててしまうのが吉である。