タバスコとハバネロはどっちが辛いの?

Vol. 217
 タバスコとハバネロはどっちが辛いの?

タバスコとは商品名の1つでしかないが、世界的に知られたブランドで、日本ではピザにかけるのがお決まりだ。一方でハバネロはトウガラシ属の一品種で、激辛として名を知られている。

タバスコとハバネロのどちらが辛いかといえば断然ハバネロで、両者は比較しようもないほどの辛みの違いがある。スコヴィル値という辛みを測る方法があり、タバスコの原料であるタバスコペッパーは3万から5万、ハバネロは10万から35万とその差は大きい。

ただし、スコヴィル値による計測は、砂糖水で希釈して辛みを感じなくなる倍率を表すので、「辛みを感じない」という人の主観に頼った計測だ。それでも、5万倍希釈と35万倍希釈の違いがあるので、科学的な分析値でもハバネロに軍配が上がるだろう。