金縛りは夢なのか?霊による仕業なのか?

Vol. 226
 金縛りは夢なのか?霊による仕業なのか?

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠という種類があるのは良く知られており、夢を見るのはレム睡眠だ。そしてレム睡眠においては脳は活動しているため、眠っている状態でありながら夢となって様々な情景を見せる。そのとき体は眠っているため、自分の意志で(随意的という)動かすことができない。

この随意的に体をコントロールできない状態が金縛りであり、金縛りで見える情景は夢と同じように脳が作りだす虚像だということである。

金縛りと言えば、話題になるのが霊の存在であるが、金縛りの起こる原因と霊の存在とは全く関わり合いを持っていない。にもかかわらず、金縛りになると幻覚であったとしても霊を見たという証言が多いのは、生活では起こらない麻痺状態という恐怖が呼び起こすのか、真に霊の存在を認めるのか。そのミステリアスな部分は、やはり謎に包まれている。