クレヨンしんちゃんの父親、野原ひろしは高収入

Vol. 255
 クレヨンしんちゃんの父親、野原ひろしは高収入

クレヨンしんちゃんの登場人物の中で、個性豊かな野原一家の大黒柱が、しんのすけの父・ひろしである。だが、昨今の不況にあえぐ日本において、野原ひろしの収入はエリート顔負けの年収であることは意外と知られていない。

ひろしの年収は明かされていないが、あるエピソードによって概ね推測できる。それは、しんのすけが宝くじの賞金1億3千万円(前後賞含む)について、「父ちゃんの給料20年分」と言っているからだ。単純計算では650万円だが、幼いしんのすけには、収入と所得の区別が付いていないと思われるので、もし税引後の手取りが650万円なら更に高い年収になる。

ひろしの年齢は35歳とされており、35歳のサラリーマンが年収650万円を超えるような企業は少ない。そもそも霞が関にある商事会社が勤務先で、近郊都市とはいえ一戸建ての持ち主だ。その割にはさえないイメージのひろしだが、係長であることや収入を考えると、野原一家にとっては頼もしい存在なのである。