Vol. 256
ルーズソックス生みの親は女子中高生?
真の意味でのルーズソックスの生みの親であるかどうかはともかく、アメリカの靴下メーカーが販売していたソックスが、ルーズソックスの源流であることには間違いないようだ。ただし、ファッションとしてのルーズソックスを用いたのは、間違いなく日本の女子中高生であることに疑いの余地はないだろう。
ルーズソックスは、ほぼ例外なく白い生地で、それは校則で白い靴下が規定されていたためだが、黒や紺の靴下しか許されなかった女子中高生は当時制服を別に用意し、私服として制服+ルーズソックスを楽しんでいたようだ。
ルーズソックスの登場から20年以上たった今でも、一時の大流行とまではいかないものの、ルーズソックスを見かけることは多く、既にルーズソックスは流行ではなく定着したといって過言ではない。歴史は繰り返されるものなので、いつの日か再び大流行があるのだろうか。