日本で最も信者が多い宗教は何?

Vol. 305
 日本で最も信者が多い宗教は何?

平成22年において、日本で神道を信仰している人は、合計で1億2百万人いる。これは日本における宗教人口で最も多い。続いて仏教が8千4百万人、キリスト教が270万人、その他が900万人という分布になっている。

ここで誰でも思うのが、合計すると数が合わないという点で、日本人は2億人存在しなくてはおかしいことになる。しかも無宗教が多いと言われている日本においての数字だから、尚更おかしいという結果だ。

だが、良く考えてみると、(日本の神社に祀られている)神様を信じていないかといえば、深く信じていないとしても家には神棚があり、お供えをして家内安全などを祈願することはあるだろう。同時に仏教徒として、先祖の仏壇に手を合わせ焼香もするのである。神道を深く信仰していれば全く逆で、深く信じていなくても仏壇にはやはり手を合わせ焼香する。

他国では違うかもしれないが、日本という国はありがたいものには手を合わせるのが自然な習慣であって、神道も仏教も一応の信仰はしているので複数回答になってしまうのである。