ペットボトルには大きく分けて3つの形状がある

Vol. 308
 ペットボトルには大きく分けて3つの形状がある

ペットボトルの形状は、大きく分けて3つある。1つは炭酸飲料、2つ目は果汁飲料やお茶などの清涼飲料、3つ目はそれ以外のニアウォーターなどが入った形である。

炭酸飲料の場合、炭酸ガスによって内側から外側に向けて圧力が掛かるので、ペットボトルが厚く凸凹の少ない頑丈な造りになっている。そして、底がペタロイドといって5つの花びらのような形をしており、ボトルの安定性を保てるようになっている。

果汁飲料やお茶などでは、そもそも熱い状態でペットボトルに充填される。そのため、飲料が冷えると炭酸飲料とは逆に内圧が下がり、外気からの気圧に耐えるため表面に凸凹を付けて変形に耐えている。飲み口が白くなっているのも、耐熱用ペットボトルの特徴だ。

残りのタイプは、いろいろなデザインがあって、共通しているのは薄いという点である。常温で充填され内外の圧力の影響を受けないので、強度を保つ程度に凸凹を付けている。