多才な竹中直人が監督したゲームがある

Vol. 319
 多才な竹中直人が監督したゲームがある

「笑いながら怒る人」というネタを時々披露する、竹中直人。数多くのドラマや映画に出演する本格的な俳優でありながら、その一方でコメディアンであるように多面性を持った天才肌のタレントである。

竹中直人は映画監督もしており、1991年に「無能の人」を送り出してから、数年に1回のペースで監督をしている。その他にもゲームの監督をしているのだから、その多才さには驚くばかりだ。それが2005年にプレイステーション2で発売された、DEMENTOというゲームで、ジャンルとしてはゴシックサイコホラーと呼ばれ、ゲームタイトルは狂気を意味する。このようなゲームであるため、CEROレーティング17才以上に区分された。

同ゲームでは、イベントのゲームシネマティクス(挿入されるCGなどでゲームの世界観を表現する)におけるディレクターとして竹中直人の名前があり、主要人物であるリカルド・アウレオルス・ベリにおけるモーションアクターも自らが行っている。