男性にはあまり縁がないが、ほとんどの女性にとって化粧品は必需品で、そして色々と試していくうちにいつの間にか使わなくなった化粧品が増えていく。これらの使わなくなった化粧品は、永遠に使用することができるかというと、やはりそうはいかず変質してしまうので消費期限がある。
大手メーカーで作られている化粧品は、保存性を高めるため防腐剤を混入していることが多く、未開封なら３年程度は持つといわれている。しかし、無添加を売りにした化粧品など、必ずしも防腐剤が入っておらず、未開封でも１年という製品が当たり前にあるため、うっかり消費期限を過ぎてしまわないように気を付けたい。
消費期限を１日でも過ぎると使いものにならないというような、極端な劣化はないにしても、肌への影響を考えると全く無視もできない。そもそも肌のために化粧品を付けているなら、劣化した化粧品や、開封して時間がたち細菌が蔓延した化粧品を肌に付ける行為は、本来の目的と反していることを自覚するべきだろう。
