結婚式で花嫁がお色直しをする意味

Vol. 321
 結婚式で花嫁がお色直しをする意味

結婚披露宴では、主に新婦のお色直しが大抵ある。お色直しの順番は挙式を和洋どちらで行うかにもよるが、洋から和への切り替えは着替えやヘアスタイルの関係で時間が掛かるので、どうしても和から洋への切り替えが多くなってくる。

本来のお色直しは、穢れがないことを表す白無垢から、嫁ぎ先の家の色に染まるという意味の色打掛(いろうちかけ)に着替えることをいう。しかし、現在ではその意味よりも、いわゆる新婦のファッションショー的な意味で行われていると考えて良い。カラードレス(カクテルドレス)に着替えるのも、本来のお色直しの名残である。