「寝る子は育つ」の根拠は成長ホルモンにある

Vol. 325
 「寝る子は育つ」の根拠は成長ホルモンにある

寝る子は育つという言葉がある。その根拠は、成長ホルモンが寝ているときに分泌されるという原理だ。特に夜に分泌のピークを迎えることから、早寝早起きが最も成長にとって良いとされている。

成長というのは、単に体が大きくなるという意味だけではない。睡眠は記憶の定着に作用することは既に知られており、精神的なダメージからの回復にも寝ることは重要である。ただし、身体的な成長に限っていうなら、少なからず遺伝的な要素は受けるため、どんな子供でも寝ると育つかというとそうでもないだろう。

運動した日など、大人でも疲れていると早い時間からぐっすりと眠ることが多い。それは体が休息を求めていることの証拠だ。良く寝る子というのは、起きているときに活発に動いて良く遊ぶ。そして動き疲れて深く眠り、また元気を取り戻して動き回る。この当たり前の繰り返しによって、骨や筋肉など身体だけではなく、精神や記憶といった総合的な成長を繰り返して子供は育つのである。不健康に寝てばかりでは、同じようにならないのはいうまでもない。