ねずみ男の本名は「根頭見ペケペケ」

Vol. 334
 ねずみ男の本名は「根頭見ペケペケ」

ゲゲゲの鬼太郎に登場する、主要キャラクターの1人であるねずみ男というのは通称(正確にはねずみ男の世界の住人が全てねずみ男と呼ばれている)で、本名があるなど誰が思うだろう。その名も「根頭見ペケペケ」。何と読むのかわからない人は、1字ずつ読んでみるとわかるかもしれない。根頭見と書いてねずみだ。ねずみ男は、ゲゲゲの鬼太郎を書いた水木しげるが最も愛してやまないキャラクターであった。

そんな名前とは知らず、今日までねずみ男をねずみ男だと思っていた人は多い。実際、鬼太郎を含めた他のキャラクターもねずみ男と呼んでおり、間違っているわけではないが、知ってしまうと妙な感じがしてくるから不思議だ。

独特のキャラクターで、鬼太郎とは腐れ縁的な関係にありながら、利己的な面も見せ、金に弱いねずみ男は時に鬼太郎を裏切るが、結局いつも鬼太郎に許されてしまう。実は鬼太郎に友情を持っており、それなのに簡単に寝返ってしまうのだから、好かない人がいるのも無理はないキャラクターである。