プロ野球やサッカー、相撲の審判のお給料はどれくらい?

Vol. 377
 プロ野球やサッカー、相撲の審判のお給料はどれくらい?

プロスポーツの審判員については、プロスポーツ選手よりはるかに給料は安い。もちろん、選手と同じ年棒だったなら世界中に審判を目指す人がいて収拾がつかないだろう。

日本のプロ野球の場合、1軍の試合を担当する主力の審判で1,000万円くらいである。意外と良いように感じる人もいるかもしれないが、審判は1年契約で契約交渉もないといわれているだけに、安泰の職業ではない。

プロサッカーの場合、国際的な審判にまで登りつめれば、2,000万円以上も可能だ。しかしプロサッカーの審判員は階級制で、4級から1級まであり、地道な経験の積み上げでしか階級が上がっていかない。

相撲では審判委員とは別に、行司という勝者を判定する役割がある。この行司は月給制で、最高位に上がっても50万円程度だという。稼働日数を考えると効率が良さそうだが、行司の最高位になるのは、それこそ至難の業である。