ピクミンというゲームはゲームよりCDの方が売れた

Vol. 378
 ピクミンというゲームはゲームよりCDの方が売れた

ピクミンとは、2001年に発売された任天堂ゲームキューブ用のソフトで、100匹までのピクミンの群れを操り、主人公オリマーが脱出計画を遂行するというストーリーである。

ピクミンはテレビCMが放映されたが、尽くしては消えていくピクミンの、何とも悲しい世界観が伝わったのか、CMソングは大ヒットになる。初回出荷だけで20万枚を超え、累計で90万枚というミリオンセラーまであと一歩のところまで売れている。皮肉なことにゲームソフトとしては50万枚に終わっているので、CMソングにゲームが負けてしまう結果となるのである。

また、スマートフォンが普及していない時代だっただけに、着メロが流行した時代でもあり、同曲は着メロソングとしても非常に人気があった。