母の日にカーネーションを贈る理由・由来

Vol. 500
 母の日にカーネーションを贈る理由・由来

5月の第2日曜日にはカーネーションを母親に贈るのが1つの習慣で、母の日として認知されている。別にカーネーションである必要は全くなく、育ててくれた母親に感謝の気持ちがこもった贈り物であれば何でも良いのだ。

しかし、一般的にカーネーションが用いられるのは、アメリカで母の日の起源とされる、亡き母にカーネーションを贈った話から広がっている。カーネーションの花言葉は色によって違うが、共通しているキーワードは「愛」である。母親の深い愛情に対して感謝の気持ちを込めるには、カーネーションが最適だということだ。

そうはいっても、赤いカーネーションが母親の愛という花言葉だというのは、母の日にカーネーションが贈られるようになってからの後付け(それまでは哀れな心)だという説もあり、こうした習慣には少なからず販売戦略も絡んでくるので、真偽のほどは難しい。