ウオノメとタコの違い

Vol. 522
 ウオノメとタコの違い

ウオノメというのは、いわゆるタコとは違い、硬くなった皮膚に対して更に圧力が加え続けられることでできるものだ。タコの場合には、表面が硬くなって盛り上がる状態をいうが、ウオノメの場合、硬くなった中心部分が皮膚の内側に向かって伸びていくことで、足の裏からの圧力に対して激しい痛みを伴う。

タコの場合には、例えばペンダコと呼ばれるように、日常生活において良く摩擦や圧力を受ける部位にできやすい。しかしウオノメの場合は足の裏に顕著に表れ、それは足の裏に掛かる力が、他の部位の比ではないことを示している。特定の箇所に圧力が掛からないようにすれば、ウオノメもタコも防げるとはいえ、靴の形状などから難しく、できる人は何度でもできるという厄介な代物である。