仏陀には正妻の他にも数人の妻がいた

Vol. 534
 仏陀には正妻の他にも数人の妻がいた

仏教の祖である釈迦(ブッダ)は、釈迦族の王家という高貴な生まれでありながら、29歳の時に出家して後に悟りを開くこととなる。その釈迦は妻を3人娶ったといい、これには諸説あって、正妻とされている耶輸陀羅(ヤソーダラー、ヤショダラー)の他に、摩奴陀羅(マノーダラー)、喬比迦(ゴーパー)という3人だけではなく、他にも妻だったとされた人物がいる。

出家前に妻を持った釈迦は、結果的に妻と子を捨てて出家することになるのだが、婚姻は、後継者としての釈迦の出家を望まない王が、出家を止めるために婚姻させたという話もあり、釈迦は出家に至るまで悩んだそうである。