全自動麻雀卓の仕組み

Vol. 549
 全自動麻雀卓の仕組み

以前は自動卓など存在せず、牌を自分の意図通りに積み上げる、いわゆるイカサマが横行していた。それだけではなく様々なテクニックにより裏社会で生きる裏プロが存在していたのもマージャン卓が手積みであったからである。

時代は全自動卓に変わり、少なくとも牌積みについてはイカサマが入る余地は限りなく少なくなったとされる。綺麗に並べられた全自動卓の牌には鉄板がついており、それが裏返しにならない仕組みの基本だ。

牌を並べる機構には磁石が使われており、裏面(色のついているほう)に鉄板があることで、磁石に吸い寄せられて、必ず一定の向きになって運ばれる。それが一定の個数で整列され、2段積みになって卓の上に表れるという仕組みになっている。