トイレットペーパーの使用量が一番多いのは沖縄県

Vol. 628
 トイレットペーパーの使用量が一番多いのは沖縄県

男性と女性では、確実にトイレットペーパーの消費量が違うのは誰でも思うだろう。男性のほとんどは、小のときにトイレットペーパーを使わないからで、それは小用の男性トイレにトイレットペーパーが設置されていないことからも良くわかる。しかし、まさか都道府県でトイレットペーパーの使用量が激しく違うとなれば、理由を考えたくなる。

2008年のアンケートによる統計調査(2000人超、男女比=男42:女58)によれば、月平均のトイレットペーパー使用料は、沖縄県が最も多く6.19ロール、最少は大分県の1.5ロールと非常に格差が大きい。沖縄と九州という近い地域での格差で、5位までに東北、関東が入っていることを考えても、気候差による影響と考えるのは難しい数字の差だ。

温水洗浄便座の普及率とも関係がありそうだが、沖縄の普及率が低いのは確かで消費量が多いのは納得できても、大分は普及率が特別高いわけではない。そう考えると、沖縄が多いというよりも、大分の消費量の少なさこそ特筆すべきなのだろう。