王朝の歴史の長さ、日本の天皇家がやがて世界No.1に!?

Vol. 690
 王朝の歴史の長さ、日本の天皇家がやがて世界No.1に!?

王朝とは、同系の世襲により台を重ね続いてきた君主の系統であり、血統が途絶えるとその王朝は滅び、また別の王朝が興るという歴史が繰り返されてきた。王朝の世襲を、どこまでの範囲まで認めるかという問題はあるとしても、日本の皇室の歴史は極めて長い。

歴史で習う初代の天皇は神武天皇で、紀元前711年とされる。そこから数えること2,700年強というとてつもない長い期間、天皇家は途切れることなく続いてきた。世界に目を向けると、エチオピアのソロモン王朝が3,000年の歴史で、最長といわれているが途絶えてしまった。

日本の天皇家は、このままなら世界No.1になる。天皇家の特筆すべき点は、男系を保ち続けてきた(本当に途切れなかったかどうかは諸説ある)ことである。女性の天皇は存在したが全て男系の女性天皇で、女性天皇の子が天皇になる場合であってもその父親は天皇や皇太子で、常に父親が天皇という男系継承は崩されていない。2,000年以上の長い歴史にわたり、天皇家はこの伝統を守り続けてきたのである。

日本は万世一系と呼ばれるこの血筋を、絶やすことなくここまできた。天皇に苗字がないのは正に男系という1つの系統しか存在しない表れで、血筋が唯一だからこそ為せるのだ。