一時雨と時々雨の違い

Vol. 702
 一時雨と時々雨の違い

この用語の違いは明確に定義されており、一時雨なら予報期間の4分の1未満の時間が、時々雨なら2分の1未満の時間が雨という予報になっている。時々雨の予報が出たら、4分の1以上2分の1未満の時間は雨が降るので、多いときなら1日の半分近くが雨になるというわけだ。ちなみに「○○のち雨」はわかりやすく、後半が雨であることを示している。

気象庁では、天気予報の精度(17時に発表した翌日の予報について)を一部公開している。それによると、雨が降るという予報は80%弱、雨が降らないという予報は85%程度の適中率である。スーパーコンピュータを駆使し、分単位で予測できる現代の技術を持ってしても、2割程度は外れてしまうのだ。