病気の原因、その9割はストレスなのだ

病気の９割にストレスとの因果関係があるとされているのを知っているだろうか。確かに人間は過剰なストレスを受けると正常ではいられなくなり、良く聞く話としては、ストレスで胃に穴が開く（胃潰瘍）というのは有名だ。

ここで９割という数字に着目すると、先天性を持つ（遺伝的な要素を含んでいる）病気も存在し、他にも副次的な病気（例えば感染）も存在することを考えると、おおよそほとんどの病気はストレスに関係していると言える。

他方で、ストレスの無い人間がどのくらい存在するか考えてみると、こちらもほぼ皆無であると想像できる。何一つ不自由ない生活を送ったからといって、全くストレスが無いとは思えず、年を取るという避けがたい現象をストレスに感じる人もいるくらいである。

つまり、極論を言えばストレスの無い人はおらず、ストレスに関係しない病気もないということだ。そして、人間が死を迎える時そのほとんどが病気で、老衰、事故、自ら命を絶つ場合を除くと９割位を占めるだろう。