サッカーの退場者数過去最高は控えを含めた36人

Vol. 734
 サッカーの退場者数過去最高は控えを含めた36人

何を言っているのか?サッカーはイレブンというくらいで、11対11で得点を競うスポーツである。そう思うのも無理はなく現実味のない結果だが、実際にアルゼンチンで起こっているのだから事実だ。

この不名誉な記録は2011年にアルゼンチン5部リーグで起きた。チーム名はクライポーレとビクトリアーノ・アリナス。その試合は白熱し、結果的にはホームのクライボーレが勝ち試合終了となったが、それでは終わらなかったのである。

両軍の控えメンバー7人ずつも含め大乱闘に発展したこの試合は、最終的に審判によって全員が退場処分となる。注目したいのはビクトリアーノ・アリナス側の用具係まで退場になり、36+1であったことだ。36人の退場も珍しく、用具係の退場はもっと珍しいかもしれない。言われてみれば気性の荒い監督は良く退場処分になるので、チームの全員に退場の可能性があるのだ。

では、試合終了後でも退場になるのか?そう思うところだが日本にも実例がある。2008年のJリーグで試合終了後の退場処分が、公式の記録に残っている。