事実上、日本国内には2時間以上の時差がある

Vol. 737
 事実上、日本国内には2時間以上の時差がある

日本の東端は東京都の南鳥島、西端は沖縄県の与那国島になっており、その経度差は約31度。経度差に対して時差がどのくらいあるかは、次のように簡単な考えかたで求められる。

地球が1回自転する時間を24時間とするならば、360度回転するのに24時間掛かることになる。360を24で割ると15なので、経度が15度の差で1時間の時差という理屈だ。したがって、日本の東端と西端には約2時間の時差がある。

この時差をそのままで考えると、生活上非常に都合が悪い。そこで明石の標準時間というものがあって、どこの国でも標準時間を決めて使用している。